ペット火葬車ってどういうもの?ペット火葬車のメリットとは

ペットを火葬するには、斎場などで火葬してもらうほかに「ペット火葬車」を利用する方法があります。

日本では1989年に登場したペット火葬車ですが、利用したことのない方にとってはくわしいイメージがわきませんよね。

そこでこの記事では、

  • ペット火葬車とはどういうものなのか
  • ペット火葬車のメリット
  • ペット火葬車を利用した際の葬儀や埋葬

について解説します。

ペットの火葬方法についてお悩みでしたら、ぜひ本記事をお役立てください。

ペット火葬車とは

ペット火葬車とは「車両に火葬炉や排煙装置、発電機などを搭載した、ペット専用の移動火葬車」のことです。

火葬炉は煙やにおいが発生しない構造になっており、住宅街等でも火葬ができる工夫がされています。

具体的には「一次燃焼室でご遺体を火葬し、二次燃焼室で発生した煙やにおいを焼き切る」という仕組みになっています。

ハイエースのようなバンや軽自動車(トラック)に火葬炉を積んでいるので、見た目には火葬車とはわかりません。

ペット火葬車は自宅まで訪問してくれる

ペット火葬車の大きなメリットは、自宅まで訪問してくれることです。

ペット火葬を斎場(火葬場)で依頼する場合には、自宅から斎場まで自分たちでご遺体を運ばなくてはなりません。

犬や猫などの大きめのペットになると、重量の面で運搬するのが大変です。

また、移動の刺激で体液や体内に残った異物が出てくることも多々あります。

自家用車がない方などは、斎場に連れて行くこと自体が難しいでしょう。

その点ペット火葬車は自宅まで訪問してくれるので、ご遺体を運ぶ必要がありません。

飼い主の負担なくペットを火葬することができるのが、ペット火葬車の大きな利点です。

ペット火葬車は移動できるので、近隣に配慮できる

火葬という事柄上、近隣の目はどうしても気になりますよね。

ペット火葬車は車ですので、自由に移動ができます。

近所の人に知られることなく火葬を済ませたい場合には、自宅から離れた場所で行うことができます。

火葬場所でお骨上げを行うこともできますし、火葬が終わったらご自宅まで送り届けてもらうこともできます。

引き取ってもらった後、そのまま埋葬してもらうことも可能です。

お骨の取り扱いは各ペット葬儀社のプランによっても異なりますが、どの業者も近隣に配慮して火葬してくれるでしょう。

どこへでも移動できるというメリットを活かし、利用者に合わせた対応ができるのがペット火葬車です。

ペット火葬車なら時間の融通が利く

公営の火葬場では、利用できる時間や曜日が決まっています。

一方ペット火葬車を使った火葬は民間のペット葬儀社が運営しています。

民間業者ですので、時間の融通が利くところが多いです。

業者によっては早朝や夜の火葬にも対応してくれるので、ご家族そろってのお見送りも可能です。

また公営の火葬場の場合、問い合わせできる日時も役所が開いている時間のみ、と制限があります。

例えば安中市では市営のすみれが丘聖苑にて火葬を依頼できますが、申し込みは「希望日当日の午前8時30分から」と決まっています。事前予約はできません。

でも、ペット葬儀社ならメールやLINEでの問い合わせが可能です。

時間の融通が利くのは、民間の業者ならではですね。

小動物(ハムスター等)も火葬できる

ペット火葬車では、ハムスターなどの小動物も火葬できます。

公営の火葬施設の場合、ハムスターなどの小動物には対応していないところがあります。

例えば伊勢崎市のさかい聖苑では「火葬できるのは犬及び猫に限る」としています。

ペット火葬車に積まれている火葬炉は、人の火葬炉よりも温度が低く設定されています。

さらに火葬する動物に合わせて温度や風量などを調節し、小動物でもお骨が残るよう火葬してくれますよ。

逆に大型犬などの大きい動物は、ペット火葬車に搭載している火葬炉の大きさにより火葬できない場合があります。

この点は公営の火葬施設でも同じ。例えば桐生市斎場では「20kg未満の動物に限る」としています。

大きい動物を火葬したい場合は、事前に対応可能かどうかを確認しましょう。

葬儀はペット葬儀社のプランによる

葬儀ができるかどうかは、ペット葬儀社により異なります。

例えば、

  • 祭壇を作ってお焼香をしてから火葬する
  • お別れのセレモニーをする
  • 人のお葬式と同じようにお経を読んでもらう

など、各葬儀社でいろいろなプランが用意されています。

もし葬儀を希望してさらに時間に余裕があるのであれば、あらかじめどのようなプランがあるのかをペット葬儀社に問い合わせてみるといいでしょう。

霊園と提携しているペット葬儀社なら納骨も可

霊園があるペット葬儀社なら、火葬後のお骨を墓地や霊園に納骨・埋葬してもらうことも可能です。

ただし、納骨をしなければならないという法律はありません。

火葬後のお骨との過ごし方は人それぞれ。

納骨せずご自宅に置かれる方や、散骨される方もいらっしゃいます。

ご自宅の庭に埋葬される方もいれば、分骨される方も。

また納骨の日取りも人それぞれで、

  • 火葬してすぐに
  • 四十九日や一周忌などの区切りで
  • 気持ちの整理がついたところで

と、飼い主様によりさまざまです。

すぐに決めなくてはならないことではないので、ゆっくり考えるのもいいでしょう。

初めてだとわからないことが多いでしょうから、納骨・埋葬についての相談にも乗ってくれるペット葬儀社を選ぶといいでしょう。

まとめ:ペット火葬車とは火葬炉を搭載した車のことで、メリットは多数ある

ペット火葬車がどのようなものかということと、ペット火葬車のメリットについて解説してきました。

ペット火葬車とは火葬炉を搭載した車のことです。

車の利点を活かし自由に移動できるので、自宅駐車場や近隣、希望の場所などでペットの火葬をすることができます。

ペット火葬車は煙やにおいを出さない仕組みになっているので、住宅街での火葬でも問題ありません。

またペット火葬車なら自宅まで迎えに来てくれるので、ご遺体を斎場等に持ち込む必要がありません。

公営施設と違って時間の自由が利くのも、ペット火葬車のいいところです。

葬儀のプランや埋葬の可否は各ペット葬儀社で異なるので、問い合わせの際に確認しましょう。

群馬の訪問ペット火葬 あきのそらでは・・・

群馬の訪問ペット火葬「あきのそら」では【訪問火葬車にてご自宅にお伺いし、火葬及びペットをお見送りするお手伝い】をさせていただいております。

煙や臭いの出ない火葬炉を使用しますので、周囲に迷惑をかけません。

火葬場所はご自宅周辺の状況を事前にお調べし、ご希望とあわせて検討・決定いたします。

お別れやご収骨の際ご近所様の目が気になると言うことでしたら、ご自宅でお別れできるようにするなど臨機応変に対応いたします。

またあきのそらは年中無休でご利用いただけますので、お客様のスケジュールに合わせたお見送りが可能です。

移動火葬車の特性を活かしてさまざまな手段や対応ができますので、どうぞ安心してお任せください。

ご対応地域・交通費

あきのそらでご対応させていただける地域は【群馬県全域・埼玉県北部】です。

佐波郡玉村町からお伺いします。

弊社オフィス近隣にお住まいの方は、交通費のご負担はございません。

詳しい対応地域は「対応地域・交通費」のページをご参照ください。

ハムスターなど小さなペットにも対応します

ハムスターや小鳥などの小さなペット様にも対応いたします。

お骨が残るよう細心の注意を払って火葬いたしますので、ご安心ください。

ただし21.1kgを超えるペット様は、申し訳ございませんが受け付けておりません。

ペット葬儀について

あきのそらでは「見守り仏壇付き火葬」「立ち会い火葬(ご収骨あり・なし)」「合同火葬」の3つのお別れプランをご用意しております。

火葬の流れは以下の通りです。


火葬の流れ
(個別火葬・ご拾骨ありの場合)

STEP1 .ご訪問
移動火葬車にてご自宅までお伺いいたします。

STEP2.ご焼香
火葬車に祭壇をセットいたします。こちらでご家族みなさまでご焼香していただきます。

STEP3.火葬
事前調査で決定した場所にて火葬をいたします。火葬に同行していただくことも可能です。

STEP4.ご拾骨
ご家族でお骨上げ・ご収骨をしていただきます。

STEP5.ご返骨
骨壺・骨袋にお入れしてご返骨いたします。


納骨をご希望であれば、あきのそらで提携している寺院様をご紹介いたします。

(提携寺院は「納骨堂・供養塔のご案内」のページをご参照ください。)

埋葬・納骨もたまわりますので、どうぞご相談ください。

お見送りのプランについては、ご要望に合わせたものもご提案させていただけます。

お問い合わせの際に、ご不安な点や細かいご心配事など、なんでもお聞かせください。

大切なご家族の旅立ちをお手伝いできますよう、精一杯務めさせていただきます。

ペット火葬は、群馬の訪問ペット火葬「あきのそら」へお気軽にご相談・お問い合わせください。

下記フリーコール・LINE・メールよりお待ちしております。