ペット火葬のみをしたい場合はどういう方法がある?火葬と供養の方法を解説

「ペット葬儀など大掛かりなことはいらないからペットの火葬のみを行いたい」という場合、どのような方法があるのでしょうか?

この記事では、

  • ペット火葬の方法
  • どの方法を選べばよいか
  • 火葬後の埋葬について

などを解説します。

ペット火葬についての疑問や不安の解消に、ぜひ本記事をお役立てください。

ペット火葬には3つの方法がある

ペットを火葬するには、3つの方法があります。

  1. 自治体の斎場で火葬してもらう
  2. ごみとして処理してもらう
  3. 民間のペット葬儀社に依頼する

ひとつずつ解説します。

自治体の斎場で火葬してもらう

ひとつめは自治体の斎場(火葬場)で火葬してもらう方法です。

自治体で運営している斎場の中には、ペット火葬も行っているところがあります。

群馬県では以下の自治体でペット火葬を受け入れています。

斎場名 電話番号 料金 備考
安中市 すみれケ丘聖苑 027-382-2554

【安中市民】
・15kg未満 5,340円
・5kg以上 7,480円

【安中市民以外】
・5kg未満 21,380円
・15kg以上 32,080円

人の火葬優先
伊勢崎市 さかい聖苑 0270-70-6000

【伊勢崎市民】
・10kg未満 5,500円
・25kg未満 11,000円
・25kg以上 16,500円

【伊勢崎市民以外】
・10kg未満 11,000円
・25kg未満 22,000円
・25kg以上 33,000円

猫及び犬に限る
桐生市
みどり市
桐生市斎場 0277-54-1204 ・1kg未満 1,100円
・1kg以上10kg未満 3,300円
・10kg以上20kg未満 5,500円
桐生市及びみどり市在住の方が飼っていた20kg未満の動物に限る
館林市 市斎場 0276-72-1742

【館林市民】
・10kg未満 2,200円
・10kg以上 3,300円

【板倉町・明和町民】
・10kg未満 6,600円
・10kg以上 9,900円

・小動物のみ
・飼主が館林市、板倉町、明和町在住の方限定
富岡市 かぶら聖苑 0274-62-1893

【富岡市民】
3,300円

【富岡市民以外】
15,700円

 

ごみとして処理してもらう

2つめは火葬場ではなく、ごみ処理センター等でごみとして処理してもらう方法です。

こちらも自治体により、ペットの処理を受け付けているところがあります。

この場合は、お骨は返ってきません。

群馬県では以下の自治体で、ペットの処理を受け付けています。

施設名 電話番号 料金 備考
伊勢崎市 伊勢崎市清掃リサイクルセンター21 0270-32-3166 有料  
桐生市清掃センター 0277-74-1010 犬:520円
猫:200円
赤堀地区在住の方のみ利用可
太田市 クリーンプラザ 0276-33-7980 1体200円 太田市内の小動物(犬、猫、ウサギなど)のみ
桐生市 桐生清掃センター 0277-74-1010 犬:520円
猫:200円
 
前橋市 六供清掃工場 027-224-0130 1体1,050円 収集も可(1体2,150円)
藤岡市 藤岡市清掃センター 0274-23-8305 無料 ・持ち込まない場合は可燃ごみで収集日に
・大型動物はNGの場合アリ

ペット葬儀社に依頼する

3つめは民間のペット葬儀社に依頼する方法です。

ペット葬儀社では、

  • 固定の火葬炉を持つ葬儀社
  • 訪問ペット火葬車を持つ葬儀社

の2パターンがあります。

固定の火葬炉を持つ葬儀社の場合、ご遺体を火葬場まで運ぶ必要があります。(オプションで自宅までお迎えに来てくれる葬儀社もあります。)

訪問ペット火葬車とは、車に火葬炉を積んだものです。訪問ペット火葬車なら自宅までご遺体をお迎えに来てくれるので、持ち込みの必要がありません。

各葬儀社でさまざまな供養のプランがありますが、火葬のみの依頼も可能です。

ペット火葬の選び方のポイント

ペット火葬には3つの方法があることを紹介しましたが、どこで依頼するのか迷いますよね。

そこで判断の基準となるポイントを紹介します。

遺体を持ち込めるか持ち込めないかで決める

判断材料の一つに「遺体を持ち込めるか、持ち込めないか」があります。

自治体の斎場やごみ処理センターに依頼する場合は、自分でご遺体を持ち込まなければなりません。

小さなペットならそれほどでもありませんが、大き目のペットとなると持ち込むのは大変です。

ペットは亡くなると腐敗が進みますので、搬入の間も腐敗防止対策が必要です。

また体液漏れや体内の異物が出てきてしまうなどの問題も。

ペット葬儀社であれば自宅までご遺体を迎えに来てくれますので、持ち込みの必要がありません。

持ち込みが大変なようであれば、ペット葬儀社に火葬を依頼するといいでしょう。

火葬時間の自由さで決める

火葬時間の自由さも一つの判断基準になります。

自治体の施設は、利用できる日時や受付時間が決まっています。

しかしペット葬儀社はメールなどで24時間受付しており、また火葬の時間も融通が利くところが多いです。

中には24時間365日、ペット火葬に対応している業者もあります。

「仕事で朝や夜しか都合がつかない」「すぐに火葬してほしい」などの場合は、ペット葬儀社に依頼するといいでしょう。

埋葬方法で決める

ごみ処理センターに依頼する場合を除き、お骨の埋葬方法も判断基準となります。

ペットを火葬する方法には「合同火葬」と「個別火葬」があります。

お骨の扱い方が変わりますので、希望の埋葬方法で合同火葬にするか個別火葬にするかを選び、どこで火葬依頼するかを決めるといいでしょう。

それぞれの方法と特徴を解説します。

合同火葬

合同火葬とは、複数のご遺体を一緒に火葬する方法です。

どのお骨がどのペットちゃんのものだったかが判別できないため、お骨上げはできません。

他のご遺体と一緒に火葬する分、個別火葬よりも火葬費用は安くなります。

合同火葬の場合は、ペット供養堂や合同墓地などに他のペットのお骨と一緒に埋葬されます。

個別火葬

個別火葬とは、ご遺体一体のみを火葬する方法です。

こちらは他のペットとお骨が混ざることはないので、お骨上げができます。

  • お墓に入れたい
  • 自宅に骨壺を安置したい
  • 散骨したい

という方は、個別火葬を選びましょう。

私有地でも自分で火葬をするのは違法 

「自宅の庭で火葬」「畑で火葬」など、自分で火葬をするのは私有地であっても違法です。

これは「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下廃棄物処理法)」によるもの。

亡くなったペットは、法律上では「一般廃棄物」とされます。

廃棄物処理法では、個人で廃棄物を焼却することを禁止しています。

(焼却禁止)

第十六条の二 何人も、次に掲げる方法による場合を除き、廃棄物を焼却してはならない。

 一般廃棄物処理基準、特別管理一般廃棄物処理基準、産業廃棄物処理基準又は特別管理産業廃棄物処理基準に従つて行う廃棄物の焼却

 他の法令又はこれに基づく処分により行う廃棄物の焼却

 公益上若しくは社会の慣習上やむを得ない廃棄物の焼却又は周辺地域の生活環境に与える影響が軽微である廃棄物の焼却として政令で定めるもの

引用:廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第四章雑則より

ペットの遺体の焼却は例外の一~三には該当しないため、自分で火葬する行為は違法となるのです。

違反した場合は「五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金、またはその両方」の罰則が科せられますので、自分でペットを火葬するのはやめましょう。

関連記事:ペット火葬、自分で行っても大丈夫?ペットの供養はどうすればいい?

火葬後はペット霊園等に預ける方が多い

火葬後のペットのお骨は、ペット霊園等に預ける方が多いです。

近年ではペットも家族の一員としてしっかり供養される方が多く、ペット霊園やペット供養堂も一般的になりました。

納骨のタイミングは「火葬後すぐ」「四十九日経ってから」「一周忌に」など人それぞれです。

自宅で供養する場合の問題点

「お墓に入れずに自宅で供養する」という方もいらっしゃいます。

自宅で供養する場合は、いくつかの問題点があります。

まずお庭などに埋葬する場合。

土葬とは違い火葬してある分、ニオイや環境汚染の問題は減ります。

しかしこれらが全くゼロになるわけではありません。

野生動物に掘り返される心配もあります。

また引っ越す可能性や面倒を見る人がいなくなった時のことを考えると、お庭への埋葬は現代人のライフスタイルには合わないかもしれません。

自宅にお骨を安置する場合は、カビに注意。

骨壺は完全密閉されていません。

空気中の水分、結露による湿気などが原因となり、遺骨や骨壺内にカビが発生してしまいます。

もしご自宅で手元供養をされるのであれば、

  • 気密性の高い骨壺を使用する
  • 結露防止のため寒暖差の大きな環境は避ける
  • 風通しの良い部屋に安置する

といった湿気対策をしましょう。

まとめ:ペット火葬の方法は3つ、依頼方法や希望時間で選んで

ペットの火葬方法とその選び方について解説しました。

ペットの火葬方法には「自治体の斎場に依頼」「ごみとして処理」「ペット葬儀社に依頼」の3つの方法がありました。

どの方法を選ぶかは「自分で持ち込めるかどうか」「火葬日時」「埋葬方法」から判断するとよいでしょう。

「持ち込み不要」「時間に制限がない」「埋葬方法が自由に選べる」を希望の方は、ペット葬儀社での火葬が合っていますよ。

群馬の訪問ペット火葬 あきのそらでは・・・

弊社で使用する火葬車

群馬の訪問ペット火葬 あきのそらでは【訪問火葬車でペットをお見送りするお手伝い】をさせていただいております。

訪問火葬車なので持ち込み不要

あきのそらではご自宅までペット火葬車で訪問しますので、斎場のようにご遺体を持ち込む必要はありません。

お別れ布団3点セットのご用意がありますので、そちらをご使用ください。そのまま火葬に入ります。

少量のおやつや成果であれば、一緒に火葬可能です。

年中無休で対応します

あきのそらでは、ペット火葬に「年中無休・24時間対応」しております。

亡くなった当日の火葬、ご家族そろってのお見送り、お仕事の前や後の火葬など、飼い主様のご都合に合わせてご利用いただけます。

事前にご相談いただいておくことも可能です。

3つのプランを用意

お見送りには「見守り仏壇付き火葬プラン」「立ち会い火葬プラン(ご収骨あり・なし)」「合同火葬プラン」の3つのプランがございます。

ペット仏壇は骨壺を納められるようになっておりますので、自宅供養をご希望の方はどうぞご利用ください。カビ対策には骨壺内に入れる「お守り珪藻土」のご用意があります。

合同火葬の場合はご返骨できませんが、メモリアルご遺毛入れをご用意いたします。

このようなメモリアルグッズで、生前の楽しかった思い出を残していただくことができます。

この他にもご要望に合わせたプランをご提案させていただきます。

火葬から収骨までご一任いただくことも可能ですので、ご安心ください。

納骨をご希望であれば、提携の納骨堂・供養堂をご案内いたします。埋葬のお手伝いも致しますので、お気軽にお申し付けください。

(納骨堂・動物供養塔は「納骨堂・動物供養塔のご案内」のページをご参照ください。)

小さなペットにも対応可

ハムスターや小鳥など小さなペット様の火葬も承ります。

温度や風量に細心の注意を払い、お骨が残るよう火葬いたします。

どうぞご安心ください。


よりよいお見送りができるよう、また飼い主様のご負担にならないよう、心を込めてお手伝いいたします。

ペット火葬は、群馬の訪問ペット火葬「あきのそら」へお気軽にご相談・お問い合わせください。

下記フリーコール・LINE・メールよりご連絡をお待ちしております。